
みなさんこんにちは。
今回の記事は内容がいつもとガラッと変わって自然災害について書いてみようと思います。
被災された方でトラウマ等がある方はここで記事を読むのをお控えください。
近年の日本は本当にたくさんの自然災害が発生していますね。
いつ、その脅威が自分の身にふりかかるかわかりません。
私自身も西日本豪雨で被災し、新築だった家が全壊してしまうという経験をしました。
幸いなことに当時まだ二人だった子供達と、妻と、私は無事に避難することが出来ました。
それまで私には危機管理というものが無く、災害が起きてもどこか遠い場所の
話だと思ってしまっていました。
人間というものは頭では気を付けなければならないとわかっているのに、
実際に経験するまではどこか他人事だと思ってしまう生き物です。
もっというと経験してもなお、時間が経てばまたそれを忘れてしまうこともあります。
南海トラフの発生を危惧されている今、いま一度災害に対しての対策、気持ちを
再確認してもらえればと思います。
- 災害への心の準備
- 災害が来るかもしれないという心構え
- もしもの災害の時の対応の仕方
- 避難時に持って出るべきもの
実際に水害に被災して感じたこと

被災して一番感じたことは正直なところは
とりあえずなんとかなった。ですね。
私は大雨からくる水害での被災だった為、
避難する時間や避難の準備をする時間に割と余裕がありました。
そのおかげで家が2階の半分ほどまで水に浸かってしまっていますが、
家が水に浸かる前に、当時一歳だった息子を含め家族全員が無事に避難することが出来ました。
それまで避難勧告等で避難をした経験はありませんでしたが、
その時は近所の方たちもみんな避難を始めていたこともあり、
ためらわずに避難することが出来ました。
あの時に避難して空振りすることを恐れずに、早くから避難していて本当によかったなと思っています。
なんだかんだで今こうしてブログの記事を書けているので、
なんとかなったんだな!!
と実感していますww
避難時にあったほうがいいもの

まず、私が避難する際に持って出たものを紹介します。
避難すること自体初めてだったので妻と色々相談しながら用意しました。
- 夫婦のお互いの財布(その時二人で現金2万円ほどでした)
- 子供の着替え一回分
- 子供のミルク、おむつ、おかし、パン
- 子供の布団2セット
- 印鑑、通帳
- スマホの充電器
- 水2リットル
これぐらいの物をもってでました。
とりあえず避難所について思ったのは、
コンセント問題
コンセントが少なく大渋滞ができていて
スマホの充電はまずできない
ということでした。
現在の状況やこれからの情報などスマホはかなり必要な上、
夜通し情報収集をする為バッテリーの消費が激しいです。
モバイルバッテリーがあればよかったなとかなり思いました。
モバイルバッテリーをもたれていない方はこちらから。

小さい子供はおやつも欲しい ちょっとした食料
また、避難所や自治体によるとは思いますが、毛布やその日の飲み物、ちょっとした
食料は配られましたが、
小さい子供がいる場合は乾パンやおもちゃなどを持って出てあげる
と良いと思います。
やはり、あれだけ大勢の人がいる中なので、何もないと子供もストレスですし、
周りの人も敏感になっているので子供の叫び声などでのトラブルは避けたいところですからね。
ちなみに避難2日目以降は、となりの町のコンビニの食料まですべて売り切れていたので
食料は自分たちで少しでも多めに持って出ることをおすすめします。
支援物資などを自衛隊の方たちが届けてくれましたが、道路状況なんかによっては
何日も届かない可能性があるかもしれませんので要注意です。
とりあえずの現金の必要性
次に現金のお話です。
これも場所によるとは思いますが、前述したように私は通帳や印鑑を持って出ていたので、
すぐに現金を手に入れることができました。
しかし、通帳や印鑑をもって出れなかった方も、
私が住んでいた地方銀行では特例措置でお金を引き出すことは
出来ていたので、避難時に時間が無い場合は後回しにして、とにかく避難を
優先して大丈夫だと思います。
もちろん持って出たほうが手続きなどの時間も取られないので、あるにこしたことは
ありません。しかし、さきほども言いましたが避難さえすれば
あとは意外となんとかなります。
とにかく命を守る行動を心がけてください。
命だけは失ってしまうとなんともなりませんので。
最近だと電子マネーなんかに少し多めにチャージしておくと役に立つかもしれませんね。
私は被災経験以降は、クレジットカードから電子マネーへチャージできるようにしました。
保険は本当に大事!!

保険は本当に重要だと思いました。
私は新築の家と、家財の全て、車を一台失いました。
すべて水害の保険に加入していなかった為に、保険金が支払われずにとても苦労しました。
車は本業なのでなんとでもなりましたが、家の片付けは本当に大変でした。
まだその家に住む可能性があったので、
約一ヶ月かけてボランティアの方や知人に手伝ってもらいながら
家を乾かす為に骨組みだけの形にしました。
8月で真夏だった為、本当にしんどかったです。
あの時手伝ってくれた方への恩は一生忘れません。
一方、水害の保険に加入されていた近所の方は、家の取り壊しと屋内のゴミを一緒に
片付けてもらえるらしく一回も片付けには現れませんでした。

あの時ほど保険を甘んじていた過去の自分を恨んだことはありませんww
片付け中も残りのローンや修理費など、どうすればいいかという悩みがずっと
あったので保険は本当に大事だなと思いました。
ハザードマップの重要性
当時、家を購入した際はハザードマップを確認せずに購入しました。
購入する数年前に結構な大雨が降りましたが、その時も特に被害はなかったということ
だったので水害保険をつけませんでした。
今思えば本当にバカだったと思いますww
被災してから私の住んでいた地域のハザードマップを確認すると、
まさに被害が出た箇所とハザードマップの予想被害の箇所が一致していました。
また、この間が大丈夫だったから次も大丈夫はありえない
ということを学びました。
明日、地球が崩壊するほどのなにかが起こるというぐらいの心構えを持っておいたほうがいいですねww
明日くるかもしれない!!災害に備えよう

自然災害はいつなんどき発生するかわかりません。
もしもの時にすぐに家族と合流できる用意を
家族が全員一緒にいる時だとまだいいですが、日中の全員がバラバラの時に災害が発生した
場合のことを想定して、集合場所を決めておくことを強くお勧めします。
もしもの時に、家族が離れ離れなことほど不安なことはないでしょう。
さらに、災害内容によって場所を変えるとさらにいいかもしれません。
大雨での水害なら少しでも高い場所にある避難所。
地震など土砂崩れがあるかもしれない場合は山から離れた場所など。
災害時は携帯の電波がなくなる場合があるので、集合場所がきまっていると
家族の集合がスムーズになりますね。
防災道具の準備、見直しを今一度!!
次に持ち物です。とにかく必須なのは
何日続くか分からない避難生活に耐えれるだけの食料です。
何度も言いますが、はっきり言ってこれさえあれば
あとはなんとかなります。
それ以外のものは家族で相談して自分たちの必要なものを揃えてみてください。
過去に防災道具を用意されたことがある方も、今一度、防災道具の中身を見直してください。
賞味期限が切れた食料を持って避難しても何の役にも立ちませんよ!!
まとめ
ついこの間も東京の方で地震がありました。
南海トラフも近いうちにくると言われています。
自分たちの住む地域にいつなにが起こっても対応できるように準備を
しておくと後で必ずよかったと思えます。
自分たちの命は自分たちで守る
これを常に意識して生活をするようにしてみてはいかがでしょうか。
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それでは、またっっっっ!!!
私は普段、自動車整備士をしていて車関連の記事をたくさん書いています。
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