こんにちは、マルガオです。
今回はプリウスの異音を修理してみたので、記事にしてみました。
ちなみにアルファードの故障事例はこちら
まずは異音の発生箇所の推定、特定
最近走行中の音がうるさいんで、ちょっとみてもらってもいいですか?
わかりました。
音はどんな音でどの辺りから聞こえてきますか?
なんだかエンジンの音が大きい様に感じます。
以前にも気になったので、別の車屋さんで見てもらったことがあるんですけど、
その時は「モーターから音がしてるかもしれない」と言われました。
モーターですか、、、
わかりました。とりあえず同乗して音を確認させてください。
わかりました。
という具合のやりとりをした後に、お客様と試運転を行いました。
すると、試運転を初めて速度が20KM/hほどになるころに車から、
ウォーン、ウォーン
と、かなり激しい音が聞こえてきました。
そこから速度を上げると、さらに音の大きさは増していきました。
間違いなくハブベアリングから音がしているとは思いましたが、
こんなにハブベアリングから異音が出るプリウスは正直初めてみました。
すぐに工場へ戻って、車両をリフトアップし、
どのハブベアリングから異音がしているのかを確認しました。
タイヤを一輪ずつ手で回していくと、リヤの左右から(特に右リヤ)から
カラカラカラカラ
と、あきらかに異音が発生していました。
あまりにも大きな音がしていたので動画を貼っておきますね!
リヤハブベアリング交換作業
音の発生箇所は特定できたので、ここからは交換作業を行います。
まずはタイヤを取り外します。
それからブレーキのキャリパーとキャリパーマウントを取り外します。
そこからディスクローターを外してー
もうハブベアリングが丸見えちゃんですね!
こんな感じで4本あるボルトを取り外して、
コンコンコンとハンマーで叩けばー
ジャーン。裏にスピードセンサーのコネクタがささっているので気をつけてください。
後はバックプレートをハブから取り外してハブを単体にします。
ちなみに車両側はこんな感じ!
新品の部品はこちらです。
うーん、ピカピカで最高ですね!!
後は、取り付け面たちのサビを綺麗に落としてあげて新品の部品を
取り付けて終了です!!
試運転、まとめ
試運転の結果もちろん異音は完全にとまっていました!!
ハブベアリングが悪くなっているプリウス(ZVW30)は、ちょいちょい入庫しますが、
ここまで激しい音は初めてだったので記事にしてみました!
年式的にも結構古くなってきたので、これからどんどん増えてくるかもしれませんね。
プリウスの異音でお困りの方はぜひとも参考にしてください!!
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